メールマガジン(025:社会保険浜松病院の行方)

2009年10月21日

2009年10月21日(水)

今日の午後、社会保険浜松病院の今後について、
駅南の医療を守る会の代表者等と市長面談を行って参りました。

社会保険浜松病院とは、実は僕の生まれた病院であり、
また地元住民として何度もお世話になった病院であります。

そこが、昨年の12月に当時の政府の方針により、
突然の診療中止を言い渡され、市長が怒号を上げたのは
記憶に新しいところ。

その後、全国にある53箇所の社会保険病院で唯一、
この浜松病院だけを切り離して売却するという方向になり、
現在その入札手続きが進められています。

僕も、当時はこの存続のために一般質問したり、要望書を
関係者と提出したりと活動をしていましたが、いよいよ
その入札先も明後日の23日に決定することになります!

ただ、条件としては中区神田町に用意されている土地での
病院開設なので、直接的には現病院で診療が再開される
保証はありませんが、権利者が決まり次第、交渉等の関係で
また忙しくなりそうです。

また、同時に国の動向も注視しなければなりません。
厚労省は、今回の臨時国会において社会保険病院の保有主体を
新しい独立行政法人の地域医療機能推進機構に移すと明言。

医療崩壊や医師偏在が叫ばれている中で、地域医療の再生の
ための一石を投じる意味合いが感じられますが、
公的病院として社会保険病院が残るのであれば、
浜松も立ち止まって、より良い選択をする必要があります。

いずれにしても、今後の全ての始まりが明後日の入札。
果たして、どこの法人が権利を取得するのか、注目です。


浜松市議会議員 山崎真之輔
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