しんのすけ見聞録～浜松の未来と対話しよう！

２０１１年２月２２日（火）
しんのすけメールマガジン０７３：やろうよ。スマート選挙


来る４月の統一地方選挙に向けて、候補者それぞれに準備を
進めていると思われますが、私としては、今回「スマート選挙」
という概念を新たに掲げ、戦いを展開して参りたいと思って
おります。

「スマート選挙」とは、自分で付けた名称なんですが、
要は、選挙カーの健全使用に努めるとともに、単なる「お願い型」の
選挙から、「約束型」の選挙へと転換するため、政策を重視した
活動を推進する選挙のことです。

東京など都心部では、早い段階で「Ｎｏ！選挙カー」のような
運動が展開されていました。

例えば、選挙中に使用する車にスピーカーを設置しないとか、
運転手代やガソリン代など選挙カーに適用される公費負担を
しないとか・・・

ただ、これはやはり公共交通網が充実している都心部だからこそ、
また、基本的に浮動票の占める割合が高い地域だからこそ、
浸透しやすいという点があったかと思います。

単純に、こういう運動を浜松で真似しても果たしてどれだけの
賛同者がいるか？
また、個人でやったとしても、果たして独りよがりの
パフォーマンスと捉えられないか？

そこでこの度、最終的には冒頭の理念を目指しつつ、しかし
まずは多くの有志の候補者に賛同していただくため、ハードルを
緩やかにし、「スマート選挙」とさせて頂いたというわけです。

具体的な内容はこんな感じです↓

・選挙カーのスピーカー使用を９時～１８時に限定する。
　（本来認められている時間帯は、８：００～２０：００）

・激しい連呼の禁止。

・渋滞の原因となる運転をしない。

ここまでは、基本的な共通項。
しかし、自分としては、もう一歩踏み込んで「政策討論会」的な
ことを実施してみたいと思っています。

毎日、演説会で同じことを話すよりも、テーマを変えて、
ゲストを呼んで討論できたら、聞いてくれる方も面白いかなと。

時代は大きく変わっているのに、相変わらず選挙の手法は
変わらない。
法律で縛られている面はありますが、しかし変われるところは
自ずから変えていく。

選挙カーで投票先を決める人はほとんどいないと思います。
（「アンタの選挙カーが来ない）と怒られることはありますが・・・）
本質的な政治、責任のある政治が求められている今日だからこそ、
逆にチャンスです！

幸い、賛同者も多く、これから「スマート選挙」というのぼり旗も
チラホラと見え始めるかもしれません。

理念からすれば、まだまだ不十分な内容だと思いますが、
しかしまずは第一歩。
ちょっと、注目してみて下さいね！



浜松市議会議員　山崎真之輔
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