中国銀聯カードに対応せよ!

2011年01月19日

今日は、東芝テックで働く若手同志のお誘いで、中国銀聯(ぎんれん)セ
ミナーに参加してきました。

中国銀聯とは、中国人観光客が必ず持参するカードで、現在世界で22
億枚発行されているグローバルな決済ブランドです。

ご承知の通り、中国人の訪日観光客は近年うなぎ登り!
そして、中華圏を除けば、海外への旅行先のトップが日本。

また、昨年7月1日に訪日の観光ビザの緩和を実施したため
に、ビザ取得可能な人数が4000万人から4億人に!

ただ、中国では海外旅行時に現金の持ち出し制限があるし、国内でも最高
紙面額が100人民元(約1300円)と、カードがなけりゃまと
もに買い物できない環境にあるのです。

そこで、冒頭の銀聯カード。
日本には、2005年12月から進出してきたらしいのですが、今
ではATMの三分の一が対応可能に。

もちろん、今日のセミナーの趣旨は、東芝テックの銀聯対応システムの宣
伝だとは承知ですが、僕には直接関係ないので、中国の事情を勉強できる
良い機会となりました。

中国の中産階級マーケットの実情や消費性向、留学ブームに日本商品のイ
メージなどなど。

よく、日本の薬局でまとめ買いをするという話は聞いたことがあります
が、その訳も分かりました。

また、海外旅行でのショッピング支出が平均16万円だということ
も。。
これは、ショッピングに限れば、世界一位だそうです。
(ちなみに、旅行支出総額の世界一位は日本人)

まあ、とにかく勢いのある中国です。
浜松のまちなかでも、銀聯対応をしようという動きが出てきましたが、大
事なのは、おもてなしの気持ち。

システムの導入と同時に、相手のリサーチを基にした柔軟な対応が求めら
れますね。





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Posted by 山崎しんのすけ at 22:51│Comments(4)日々の活動記録
この記事へのコメント
今後、政治においても、ビジネスにおいても中国の動向に目が離せませんね。
中国人が日本に進出してくることについては、メリットとデメリット表裏一体な気がします。
やはりそれぞれの企業にとって柔軟な対応が不可欠になるのでしょうね。
Posted by ㈲信和不動産 萩田 鎭哉(はぎたしんや)㈲信和不動産 萩田 鎭哉(はぎたしんや) at 2011年01月20日 09:31
日本国内で中国人の立寄る数少ない県に静岡県があります

が!

大抵富士山を見て後は通過、と言う流れなので、静岡県西部にはあまりメリットのない状況になってしまっています!

浜松市としては本気で宿泊誘致に取り組む必要があると思います。しんのすけ先生はいかがお考えですか?

ちなみに、浜松に来る中国人の多くは『製造業系中小企業の買い付け』と『観光施設の買い付け』との事です。浜松市はどう考えているんでしょう?
Posted by YSマーケティングYSマーケティング at 2011年01月21日 01:05
>萩田さん


遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございました。

良くも悪くも中国は無視できない時代ですね。

ただ、国同士で政治的な問題が発生しても、地方都市同士の付き合いは大事にしなければならないと僕は思っています。

民間に限らず、行政の対応の仕方も大きな課題ですね。
Posted by 山崎しんのすけ山崎しんのすけ at 2011年01月27日 15:49
>吉見さん


そうですね~

関西空港でinして、成田でoutするというゴールデンルートに、
確かに静岡県は入っていますが。。。

浜松に宿泊させるための魅力・おもてなし向上、本気さが問われていると思います。

中国人の消費動向は、今色々なところで調査されていると思いますが、都市間外交での良好な関係性強化が、行政としての喫緊のやるべきことと考えます。

これからも、多面にわたりご指導お願いします!
Posted by 山崎しんのすけ山崎しんのすけ at 2011年01月28日 17:28
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