メールマガジン(057:公職選挙法を改正せよ)

2010年09月03日

2010年9月3日(金)
しんのすけメールマガジン057:公職選挙法を改正せよ


今回は、今9月議会に提出した意見書の中から、
公職選挙法の改正について、解説したいと思います。

と言っても、あまり難しく考えて頂くなくて結構です。
普通の感覚を有している皆さんなら理解できるかと思いますので。

先般行われた参議院議員選挙にて、少し話題になった
ネット選挙解禁の話はご存知でしょうか?

これは、今まで認められていなかった候補者のHPやブログの
更新を選挙期間中に解禁するよう求めていたもので、
あと一歩のところで、法律改正に届かなかったという話です。

公職選挙法ができたのが、戦後すぐの昭和25年。
その当時と今では、恐ろしいほど社会環境は変わってきています。
もちろん、インターネットなんてなかったわけですが、
現実に法律を合わせる形で改正していくことは、国会の
責務だと僕は考えます。

また、地方の選挙に目を向けて見て下さい。
相変わらずお騒がせな選挙カーがぐるぐると市内を回っていますよね。

時代錯誤には間違いなく、僕も次回は適切な使用に努めようと
戦略は練っていますが、一部仕方ない面もあるんです。

それは、地方議員の選挙の場合、選挙期間中(浜松は9日間)に
できることが驚くほど限定されているからです。

自分の政策等を載せたビラ・マニフェストを配ることができない。
また、戸別訪問ももちろんダメ。ネットも使えない・・・

一体、有権者は候補者の何を見て、投票先を選択すればいいんでしょうか?

従来のように、「地元だから」「会ったことがあるから」ですか。
確かに、その要素は多少なりともあるでしょう。
しかし、あまりにもそればっかりだから、政治が歪んできたんだと
僕は思います。

人柄で選んで頂くのは、確かに有難いです。
しかし、その地域の未来のためには、少なからず政策面での
評価を基にした選択も必要なのです。

別に、自分が絶対的な自信があるから言ってるわけではありませんが、
現在の公職選挙法は、そうした理解不能な縛りがある。

選挙期間中こそ、候補者のことを知りたいという有権者心理にも
背いていることは、明らかに健全な民主政治を醸成するのに
ブレーキをかけているんだと思います。

この度、そうした考えの下、我が会派で意見書を提出しました。

大した効力はないかもしれませんが、これを一つの契機とし、
来春の統一地方選挙の際には、まともな選挙ができるように
なることを切に望んでいます。


浜松市議会議員 山崎真之輔
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e-mail:sozo12@hamamatsu-shigikai.jp  fax:053-465-6982
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【しんのすけを探せ】
今後の主な予定は・・・
9月4日:インターン、議員野球大会 5日:消防方面隊訓練
6日:財務大臣との面会 7日:東京視察 9日:インターン

【後援会活動topix】
昨年から行っている「一緒にマニフェストを作りませんか?」企画が
現在進展中!昨年は、数多くの意見交換会を通じて、たくさんの
ご意見や要望を頂戴することができました。
さらに、今年の6月~8月にかけて、できあがった叩き台を基に
マニフェストを煮詰めていきます。
マニフェストの策定プロセスの健全化を目指し、今後も様々な企画を
提案していきますので、ご注目下さい!

【真・未来バンク】
日々の議員活動や後援会活動の資金源として利用させて頂くため、
個人の皆様から寄附(会員)を募っています。
大切なお金とは承知していますが、少しでもご支援を賜れば幸いです。
寄附は、年間一口2,000円で、会員の皆様には様々な企画へのお誘い、
定期的に発行している会報誌の郵送、カフェトークへの参加など特典多数!
温かいご支援をお待ちしています!!
詳しくは、ブログ内にてご覧下さい。

【イベント案内】
ここでは、行政関連のイベントを逐一紹介してきます。
・「第3回都市・自治体連合アジア太平洋支部コングレス2010」
 10月19日~22日。atアクトシティ浜松




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