メールマガジン(032:地域のまちづくり)

2009年12月28日

2009年12月28日(月)

今年最後のメルマガになります。
本年も色々とお世話になり、ありがとうございました!
政権交代を始め、相変わらずの経済不況とインフルエンザ等
非常に緊張感のある一年だったと思います。

来年もこの状況は続いていくと思われますが、今の自分の
立場でできることを一生懸命やっていきたいと思います。

さて、あまりラストって感じではありませんが、
今日は地域のまちづくりの話です。
といっても、ハード的な話。土地のことです。

地域のまちづくりにとって大事なのは、その地域の住人が
主体的になって、その方向性を考えることです。

よく、数年前に倒産した工場の跡地に高層マンションが
建設されることになり、慌てて反対運動をするという話を
聞きますが、これは全然主体性がないってことですね。

自分たちのまちに大きな土地が空けば、その活用について
先手を打って協議する。
これは、主体的でかつ先見性があります。

その良い例が、現在の浜松市では蜆塚で行っています。
直接的には、市営住宅の跡地をどうしようかというのが
スタートだと聞いていますが、
地域住民の申し出による地区計画を策定することによって、
その地域内での建物の用途・高さ・色などの制限、看板や
広告物のあり方等々、住民の手で決めることができるのです。

これにより、その地域が目指すまちづくりをより効果的に
行うことができるというわけです。

ただ、多少の不動産価値の減少などのデメリットはあるかも
しれませんが、そういう方向性を住民が選んだという点では
大いに評価すべきです。

一方で、当然住民の意思は尊重するんだろうけど、
土地区画整理事業という行政主導の大掛かりなまちづくりの
仕方もあります。

目下で言えば、駅南の高竜地区。
約11haを193億円かけて、平成9年から事業を始め、
平成26年をもって完了の予定・・・。

別に、単純に悪いと言っているわけではありませんが、
この17年の間に住民の主体性はどうなっているのか、
そこが問いたいところです。

区画整理事業も良い面と悪い面があります。
また、新興住宅地と既存の住宅地の改造ではコストに
大きな差がでてきます。

でもやっぱり一番は、時間がかかりすぎる区画整理は
間違いを起こしやすいんだと思います。
何十年の間に環境や経済状況は変わり、世代も交代していきます。
意識が変わります。
住民の主体性がなくなります。
「はやく行政がやってくれればいい」という状態になってしまう。

今後の地域のまちづくりのあり方を考えた時に、
前者がいいのか、後者がいいのか、それは政治判断等もありますが、
少なくとも、自分のまちのことは最低限自分で考える。
そうした考えが広まってくれれば、面白くなります。


浜松市議会議員 山崎真之輔
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