メールマガジン(011:臨時議会)

2009年07月16日

2009年6月30日(火)

本日は、国の一次補正予算を受けての臨時議会が開かれました。
緊急経済対策ということで、総額約113億円の使い道を
浜松市はどうするかという議論です。

中身については、
① 中小企業への支援
② 公共事業の弾力的な運用
③ 市民への生活支援
④ 雇用機会の創出
⑤ 就業に向けた支援
⑥ 外国人への支援
という、これまでの緊急経済対策を踏襲しながらも、
国から莫大な金額が降ってきたので、この際なかなか
手の付かなかった事業を予算化したり、事業の前倒しを
図ったりしたわけです。

特に、目玉としては市内の小中学校の校舎の耐震化の
前倒しでしょうか。
マニフェストでの公約が一気に達成できる見込みになりました。
また、教育・環境分野を中心に、その他様々な施策が
盛り込まれています。

ただ、私が気になるのは将来へのツケという面。
確かに今回の補正予算は、最低な施策だった定額給付金よりは
地方の裁量もあるし、金額的にも有難いものではあります。

しかし、そのお金のほとんどは借金という形で国が調達します。
地方としても、降ってきたお金に喜んでばかりいられません。
見方を変えれば、国の暴走に地方も加担していることにも
なるかもしれません。

やはり、国が用意したお金に地方が飛びつくのではなくて、
地方が真に必要とする事業に税金が付いてくるという
中央集権とは逆のうねりを起こさなければなりません!

この辺り、次期解散総選挙では大きな争点になりそうですね。


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